
ちいさなもみのき
ちいさなもみのき マーガレット・ワイズ・ブラウン 作 バーバラ・クーニー 絵 かみじょう ゆみこ 訳 福音館書店 1,210円(税込)
今年もクリスマスがやってきた
今年もこの季節がやってきました。
楽しいクリスマスです。町を歩くだけでウキウキしますね。
クリスマスの絵本も、たぁぁぁくさんっ出版されています。
書店も図書館も、この時期はクリスマス本をたくさん並べています。
書店と図書館では並んでいる本が違うので、見比べるのも楽しいです。
私と息子のお気に入りクリスマス絵本をちょこちょこアップしていきたいと思います。
1冊目は「ちいさなもみのき」です!
どんなお話?
森のはずれにたっていた小さなもみの木は、誰かと一緒にいたい、とずっと寂しく思っていました。
そこへある日、男の人がやって来て、もみの木を家へ連れて行きました。
家には病気で外に出ることができない息子が待っており、もみの木を見て大喜びしましました。
男の子ともみの木は楽しいクリスマスを過ごします。
もみの木は毎年のクリスマスが楽しみになりました。
そして月日が経ち…。
母の感想
後半、もしや…とドッキリしてしまう箇所があるのですが、大丈夫です。
大丈夫です、というだけでもうネタバレなのかもしれませんが…でも大丈夫なんです。
とんでもなくこちらを不安にさせてから、直後ものすごく喜ばされます。
とても幸せな読後感を味わえます。
息子も、「良かったねー、もみの木」とのんきに言っていますが、
読んでる大人の方は、もみの木もよかったね、だけれど
本当に良かったね、男の子‼(涙)
って、じわっと目頭が熱くなるのをこらえます。
さて、この絵本が我が家にきて3年目くらいでしょうか。
クリスマス前になると、寝る前の読書にかなりの頻度で息子に読んでと頼まれます。
♪おー クリスマスツリー
おー クリスマスツリー
みどりのきーよー
クリスマスの歌も2曲載っています。
楽譜が読めるとなお良しですが、私と息子は好きに歌っています。
読んでいると、もみの木のさわやかな緑の香りがするような気がします。